血糖値の上昇を抑えるとして、最近話題になっている「サラシア」。

そのサラシアと同じように血糖値対策として効果が期待されているのが「菊芋」です。

今回は、サラシアと菊芋についてその効果などを詳しく調べてみました。

菊芋ってどんなもの?

 

菊芋(きくいも)は、北アメリカ北部から北東部を原産地とするキク科ヒマワリ属の多年草です。

食用とされるのは肥大した根の部分で、日本には1850年ころに家畜の飼料用として導入されました。

一見、生姜のように見えますが、サラダ、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物などさまざまな調理方法で食べることができるほか、果糖の原料にもされています。

近年、菊芋に含まれる「イヌリン」という食物繊維が健康にとても良い事が研究によって判明。特に血糖値上昇の抑制やダイエットの効果が期待できると言われ、注目されています。

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菊芋にはどんな成分が含まれているの?

 

菊芋には多くの栄養素が含まれていて、健康野菜とも呼ばれます。

含まれている成分は、

・イヌリン

・ビタミン類(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE)

・ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ナトリウム等)

・葉酸

・ポリフェノール

・セレン

この中でもイヌリンは菊芋の成分の約6割を占めています。 

イヌリンってどんな効果があるの?

菊芋に多く含まれている「イヌリン」には次のような効果・効能が期待されています。

血糖値の急激な上昇を防ぐ

イヌリンは、胃腸を通過する時に水分を吸収してゲル状になることで、余分な糖分や炭水化物の吸収速度をゆるやかにする働きがあります。そのため、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

ダイエット効果

イヌリンは腸の中で有害物質を吸着し、体外への排出を促します。糖分や脂肪分の吸収抑制で新たな脂肪の蓄積を防ぐだけでなく、すでについてしまった脂肪も消耗することができ、ダイエット効果が期待できます。

便秘の解消

大腸まで届いたイヌリンは、ビフィズス菌や善玉菌のエサとなり、その増殖をサポートします。その結果、腸内活動が活性化し、便通がよくなります。

糖化予防・中性脂肪の蓄積予防

イヌリンで余分な糖分や炭水化物の吸収を抑えることで、中性脂肪の蓄積や糖尿病・動脈硬化の元凶ともいわれる糖化を防ぐことができます。

美肌効果

イヌリンは、シミやしわの原因となる糖化を予防することができるため、美肌効果も期待できます。

菊芋は天然のインスリン?

上記のような効果が期待される菊芋(イヌリン)ですが、特に血糖値の抑制効果は大きく、「菊芋は天然のインスリン」と呼ばれることがあります。

糖尿病にかかってしまうと、その症状によってはインスリン注射を定期的に打つ必要があります。

菊芋を摂っても血糖値はあがらないばかりか、腸が糖質を吸収するのを阻害する働きがあり血糖値の上昇を抑える効果を発揮します。菊芋のイヌリンには、人間の体内で分泌されるインスリンと同じ作用があり、これが、菊芋が「天然のインスリン」と呼ばれる理由です。

菊芋はどうやって摂る?

菊芋は、どうやって摂ることができるでしょうか?

その方法はいくつかあります。

食材として調理する

菊芋は、アクやクセも強くなく、ほんのり甘みもありますから、生のままでも食べることができます。サラダにしてもいいですし、煮物にしても美味しく食べることができます。

菊芋のサッパリサラダ(クックパッド)

肉じゃがみたいな☆菊芋と牛肉の煮物(クックパッド)

菊芋チップスにする

菊芋をうすくスライスして揚げれば、チップスとして食べることもできます。

自宅で作るのは面倒な場合は、菊芋チップスはネット通販などでも販売しています。

菊芋茶

菊芋をお茶にしてものもあります。こちらもネット通販などで購入することができます。

菊芋パウダーを料理に使用

自然に摂取したい場合は菊芋パウダーがおススメです。

お米に混ぜて炊いたり、カレーやチャーハン、お味噌汁などの料理の混ぜて摂ることが可能です。

サラシアとは何が違うの?

画像参照:サラシアの会

菊芋と同様、血糖値の上昇を抑える効果が期待できる成分に「サラシア」があります。

サラシアは亜熱帯地域の森林に広く自生している植物で、その効果は

・糖質の吸収を必要最小限にし、血糖値の上昇を抑える

・ついてしまった脂肪の分解

・便秘を解消し、肌の状態を改善する

・シミやシワを解消する

と、菊芋とほとんど同じです。

いろんな摂り方ができるのは菊芋

サラシアと菊芋の効果・効能はほとんど同じですが、菊芋が、普通の食材のようにサラダや煮物などで食べることができる一方、サラシアはサプリやお茶、粉末として摂ることしかできません。

毎日、摂り続けるには、サプリやお茶の方が楽かもしれませんが、普段の食生活に取り入れやすいのは菊芋と言えそうです。

まとめ

菊芋という名前をみると、ジャガイモやサツマイモと同じように、でんぷんが多く含まれていそうな気がしますが、菊芋には、デンプンの代わりに、イヌリンと言う食物繊維が豊富に含まれています。

しかも、その含有量は、現在世界中に生育している植物の中で最も多いというのですから、天然のインスリンと呼ばれるのも納得です。

効果効能は、サラシアとほぼ同じですが、菊芋は食材としても利用できます。

血糖値の上昇予防のためには、毎日摂取することがおススメですから、食材としてよりサプリやお茶の方が摂りやすいかもしれませんが、菊芋が手に入ったら料理して食卓に並べてみるのもいいのではないでしょうか。

 

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